[恐竜王国中里]
恐竜化石組み立て
4.支柱を組み立てて完成



 各セクションができたら、全体をつなげます。そのあと、いったんバラして支柱を塗装して、完成です。再組み立て用の資料も残します。

ステップ. 全体をつなげる

[写真:サイカニアの頭骨を首につなぐ] [写真:支柱同士をねじで留める]
サイカニアの頭部を胴体につなげる
主支柱同士をねじでがっちり留める
 一つのセクションが完成したら、セクション同士をつないでいきます。となりのセクションの骨がぶつかったりせずに、うまく主支柱を接続できるか緊張する瞬間です。
 セクションができるごとに、次第に恐竜の姿が立ち上がってきます。全部のセクションができて、支柱がつながれば、ひとまず組み上がりです。


ステップ. いったんバラして支柱を塗装する

[写真:未塗装の支柱と、塗装した支柱]
銀色ににぶく光る未塗装の支柱(中央斜め)と、チョコレート色に塗られ目立たなくなった支柱

 作業中の支柱やツメは塗装していないため、溶接の跡が残っていたり、さびやすいものです。そこで、組み上がったことを確認したら、いったんバラして塗装します。
 分解は、再組み立て用の記録を取りながら行います。モンゴルに化石を返却したときには、この資料を見て再び組み立てるわけです。
 まず、はずした化石と支柱、ツメを紙の上に置いて、輪郭線を書き、それぞれの位置関係を記録します。紙には化石や支柱、ツメの識別コードを書き込みます。
 続いて、支柱とツメのさびを落として、さび止めを塗り、その上で塗装します。今回はチョコレート色のペンキを塗りました。
 ペンキが乾いたところで、支柱やツメを紙にあてて確認した上で、識別コードを書き込みます。


ステップ. 再び、組み立てて完成!

[写真:再組み立て]
塗装した支柱を展示室でもう一度、組み立てる

 いよいよ最後の仕上げです。再び化石をツメで留めて、支柱をつないでいきます。
 こうして組み立ては完了です。恐竜は命を吹き込まれ、みなさんの前に姿を見せます。


[写真:サイカニア骨格]

組み立てが完成し、全長4mの迫力ある姿を見せたサイカニア

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Last Update: May. 28, 2007