[恐竜王国中里]
ハルピミムス
属・種名:ハルピミムス・オクラドニコビ Harpymimus okladnikovi
属名の意味:「ハーピー (ギリシャ神話の鳥) 」もどき
分類:獣脚亜目オルニトミモサウルス下目ハルピミムス科
時代:白亜紀前期
産地:モンゴル南東 フルン・ドッホ
全長:4m

[写真:ハルピミムス骨格]  恐竜や鳥は、死ぬと筋肉や腱の収縮によって後ろに反り返る性質があります。ティラノサウルスの「ブラックビューティー」が有名ですが、このハルピミムスも反り返ったまま組み立てられました。そのため、鶴が踊っているように見えます。
 ハルピミムスの名前は、ギリシャ神話の人面の鳥「ハーピー」からつけられました。このように、モンゴルのオルニトミモサウルス下目は、鳥にちなんだ名前がつけられます。

 ハルピミムスは、このグループの中で一番原始的な特徴を持っていて、生息していた時代も一番古く、白亜紀の前期です。くちばしには、他のなかまでは退化してしまった歯が残っています。下顎の前面に10本ほどある歯は、先端が丸い小さな円錐形をしています。また、尺骨(手首から肘の骨)が他の仲間と違う形をしています。これらの特徴は、ハルピミムスがオルニトミモサウルス下目全体の先祖的な恐竜であったことを示しています。


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Last Update: May. 28, 2007